20世紀後半の日本は、戦後の荒廃からの復興、先進国への仲間入りなど、明快で大きな目標の下に経済成長を遂げ、世界第2位の経済規模を誇るまでになりました。鉄道、道路、上下水道のような公共建設のみならず、オフィスや住宅建設における技術の進歩は目覚ましく、多様な意匠の出現が市民の選択の幅を広げるなど、都市を構成する要素の物理的な問題に対して、日本の社会はある程度の解答を出してきたと考えています。  理事長 大林 剛郎