顕彰事業 大林賞第6回大林賞受賞者
(2010年)
周干峙氏中国科学院院士、中国工程院院士、中華人民共和国住宅及び都市農村建設部顧問 [受賞時]

1930年 | 江蘇省蘇州市生まれ |
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1951年 | 清華大学建築学部卒業 |
1951年年 ~1952年 |
清華大学、北京大学、燕京大学の三校建設委員会 エンジニアリングデザイナ-および工事現場主任(-1952年) |
1953年年 ~1966年 |
建築工程省都市設計院エンジニア 第一次5ヶ年計画の工場建設用地選定および都市計画設計に加わる(-1966年) |
1967年年 ~1980年 |
都市建設省、国家建設委員会、国家計画委員会都市局のエンジニア、科長、処長(-1980年) |
1980年年 ~1982年 |
天津規画局代理局長、局長 耐震災害救済計画を策定(-1982年) |
1982年 | 都市農村建設省都市計画設計研究院副院長、院長(-1985年) |
1985年年 ~1993年 |
建設省副大臣、国際建築家連合(UIA)理事、計画学会等の理事長(-1993年) |
1991年 | 中国科学院院士 |
1993年 | 中国人民政治協商会議全国委員会副秘書長 |
1994年 | 中国工程院院士 |
授賞理由
周干峙氏は、中華人民共和国の建国(1949年)間もない1951年に清華大学建築学部を卒業、その後、約60年間にわたり一貫して都市計画に関連する業務に携わってきました。その間の代表的業績として、中国の第1次5カ年計画の工場建設用地選定および都市計画策定、天津及び唐山市震災復興計画の企画担当、78年末の改革解放直後に開始された深蝨ウ市都市計画を20年間にわたって実施、上海・蘇州等の都市において、建国後初の都市総体計画および詳細計画に協力したことなどが挙げられます。また、中国最初の都市計画法の主要起草者の一人であることも特筆されます。現在も清華大学教授として、また、中国科学院院士(中国科学アカデミ-会員)、中国工程院院士(工学科学アカデミ-会員)、中華人民共和国住宅及び都市農村建設部顧問として、重責を果たしており、その功績はまことに大きく授賞に値するものであります。