顕彰事業 大林賞第5回大林賞受賞者
(2008年)

マーク・レヴィン氏LBNL 主席常勤研究員兼中国エネルギ-グル-プ・リ-ダ- [受賞時]

マーク・レヴィン氏
1944年 米国オハイオ州クリ-ブランド生まれ
1966年 プリンストン大学 最優等 卒業
1966~1967年 フルブライト奨学生としてベルリンに留学
1972年 カリフォルニア大学バ-クレ-校 博士課程修了
1975年 同大学にて博士号(化学)取得
1972
~1974年
フォ-ド財団 エネルギ-政策プロジェクトに従事
1974
~1978年
カリフォルニア州メロンパ-クSRIインタ-ナショナル エネルギ-政策上級アナリスト
1978
~1980年
LBNL エネルギ-分析プログラム副代表
1985年 同上代表
1997年 LBNL 研究責任者(年度予算10Mドル超)
1998年 LBNL 環境エネルギ-技術部 部長
2007年 LBNL 主席常勤研究員兼中国エネルギ-グル-プ・リ-ダ-

授賞理由

マーク・レヴィン氏は、長年、環境とエネルギ-に関する研究に携わってきました。とりわけ、建築分野のエネルギ-効率向上技術や、室内空気汚染防除技術、先端蓄電池・低NOx燃焼等のクリ-ンエネルギ-技術の研究発展に貢献してきました。また、昨年ノ-ベル賞を受賞したIPCC(Intergovernmental Panel on Climate Change:気候変動に関する政府間パネル)の主要メンバ-の一人として活躍し、第2次~第4次レポ-トの緩和技術の章における責任執筆を務めたほか、エネルギ-と環境に関するアメリカ、アジアの非営利団体の委員等に就任し、これらをリードして国家レベルの政策へと導く役割を果たしています。